ビジネスローン利用の前に個人事業主はカードローンも検討

中小企業経営者や個人事業主が事業資金調達の方法として、ビジネスローンという選択肢があります。

しかし、個人事業主に対する事業資金融資は選択肢が少ないですが、ビジネスローンは対象となるのでしょうか?

また、個人事業主にはビジネスローン以外の選択肢もあるのでしょうか?

今回は特に個人事業主についてビジネスローンやカードローンの使い方を中心に解説しましょう。

ビジネスローンとは?

まずは融資としてビジネスローンというのはどのような位置づけにあるかを解説しましょう。

銀行融資とビジネスローン

銀行の融資商品の中にもビジネスローンという名称を使用しているものがあります。

ビジネス用途の融資という意味では、事業者向けの銀行融資をビジネスローンと呼ぶことは不思議ではありません。

しかし、一般的にビジネスローンといえば、担保や保証人を要求される銀行融資に比べて手軽に借りることができるというニュアンスが含まれます。

そのため銀行のビジネスローンも無担保・無保証人で取り扱いできる融資商品となっています。

しかし、個人事業主を対象としたビジネスローンはほとんどなく、中小企業向けの少額融資を対象としているのが銀行のビジネスローンです。

そのため今回はノンバンク系の個人事業主も対象としたビジネスローンについて解説します。

ビジネスローンを取り扱っているノンバンク

銀行以外で不特定多数に融資をすることができるのは、貸金業法に基づいて登録をした貸金業者だけとなります。

貸金業者には消費者金融会社、クレジットカード会社、信販会社、リース会社などがあります。

ほとんどの貸金業者は事業者向けのビジネスローンを提供しています。

これは出資法が改正されて金利が引き下げになったため、融資対象を広くしたという背景も影響しているでしょう。

いずれにしても貸金業者であることを確認して利用すれば、貸金業法に違反した融資は行なわれないので安心して利用できます

貸金業者には必ず登録番号が与えられるのでその確認と、日本貸金業協会の会員であることを確認しましょう。

▼参考
金融庁「登録貸金業者情報検索サービス
日本貸金業協会「協会員検索

ビジネスローンの特徴

ノンバンクのビジネスローンには契約上2つの種類があります。

ひとつは証書貸付方式で、融資をするたびに契約書(金銭消費貸借契約)を作成します。

もうひとつはカードローン方式で極度額(カード利用枠)を設定して、その範囲内で何度も繰り返し融資を受けられるメリットがあります。

また、どちらの方式も金利面では銀行融資に比べて高いというデメリットがあります。

出資法では勝家金利の上限は、実質年率20%と定められているので、上限を超える貸付はできません。

そのためビジネスローンも最大で年18%の金利が標準となっています。

しかし、最低金利は金融業者によって大きな違いがあるので、利用する場合はなるべく低金利のビジネスローンを選ぶのが重要です。

融資額に関しても銀行融資と比べるとあまり高額な貸付は受けられません。

融資金額と金利を考慮すると、ビジネスローンの資金使途は少額・短期のつなぎ資金や運転資金に限られ、設備投資などには不向きです。

ビジネスローンの対象と審査

ノンバンク系ビジネスローンの対象となるのは中小企業などの法人や、法人代表者、個人事業主です。

銀行などの金融機関の審査では事業計画書や資金繰り表など提出書類が多くなる傾向があります。

しかし、ビジネスローンでは審査スピードも速いという特徴があるので、提出書類も比較的少なくなっています。

本人確認書類と収入証明書(法人決算書、確定申告書など)で審査が可能なビジネスローンがほとんどです。

また、ジネスローンは担保も連帯保証人も不要なので、余計な費用や手間もかかりません。

審査基準も銀行融資と比較するとそれほど高くないので安心して申し込みしてみましょう。

個人事業主とビジネスローン

それでは個人事業主のビジネスローン活用方法をご紹介しましょう。

証書貸付とカードローンのどちらを選ぶか

ビジネスローンの2つの方式はどのように使い分けたらいいでしょうか?

証書貸付方式は契約のたびに契約書を作成するという点と複数利用すると返済額が大きくなるというデメリットがあります。

しかし、カードローン方式に比べて比較的高額な利用が可能なので、長期返済も視野に入れて高額利用することもできます。

本来は無担保・無保証人ですが、担保の差し入れや連帯保証人をつければよりよい条件で借り入れできる可能性もあります。

一方でカードローン方式は一度審査を受けてカードが発行されると、手軽に繰り返し借り入れができるメリットがあります。

しかし、リボルビング支払なので繰り返し利用すると利息負担が大きくなるので注意が必要です。

借入額が少額で短期の利用であればカードローン、比較的長期の利用をしたい場合は証書貸付を利用するという使い分けがいいでしょう。

カードローン利用の注意点

カードローンと同じような融資商品にクレジットカードのキャッシングがあります。

金利もそれほど違いはありませんがカードローンとキャッシングでは大きな違いがあります。

それはクレジットカードでのキャッシングの場合、金利が固定されていて、いくら利用しても金利が下がることはないという点です。

カードローンは利用を続けて実績を作ると増枠が可能となって、金利も引き下げられるというメリットがあります。

カードローンの利用枠は金利と連動しているので、増枠するほど金利が下がるという特長があります。

そのためカードローンを利用するときは返済に十分注意して延滞がないようにしましょう。

延滞が多いと信用を失って増枠もできなくなり、金利も引き下げられることもなくなるからです。

カードローンはできれば少額利用に限定して短期間で完済するようにしましょう。

そうして実績を積み重ねて利用枠が最大、融資利率が最低になってから、高額利用できるように育てるのがカードローンの上手な使い方です。

リボルビング支払の注意点

カードローンの返済方法はリボルビング支払(リボ払い)が原則となっています。

リボ払いは返済金額を指定する方法なので、何度利用しても返済金額が増えないというメリットがあります。

そのため金利負担が大きくなっていることに気付かないというデメリットもあります。

カードローンを利用する場合は1回払を原則にして、リボ払いを利用するときは最低返済金額ではなく、支払える範囲内で最大にすることが重要です。

カードローンに限らずビジネスローンは全般的に高金利なので、常に利息負担を軽減することを念頭に置いて利用しましょう。

おすすめのカードローン

それでは最後におすすめのノンバンク系カードローンと銀行カードローンをご紹介しましょう。

▼ビジネクスト
ビジネクストはビジネスローンのなかでも高額融資に対応できる最大1,000万円まで融資枠を持っています。

個人向けカードローンのアイフルを提供するアイフルグループの事業者向けローンということで貸付ノウハウも豊富にもつ大手ビジネスローンと言えます。

▼新生銀行カードローン(レイク)
新生銀行はレイク名義で融資を取り扱っていますが、完全な銀行カードローンです。

無金利期間やATM手数料無料というメリットもあり、おすすめの銀行カードローンです。

銀行カードローンとノンバンクカードローンには金利以外にも注意する必要がある違いがあります。
それはカードローンの資金使途です。

ノンバンク系ビジネスカードローンはもちろん運転資金に利用できますが、銀行カードローンは生活資金専用なので事業資金には利用できないので注意しましょう。

しかし、個人事業主は事業所得を「事業主貸」という科目で振り分ければ、個人の生活費として利用できます。

つまり生活資金をカードローンで借りることによって、生活費に利用する資金が事業資金として利用可能となります。

生活費をうまくカードローン利用して間接的に運転資金に活用しましょう。

まとめ

個人事業主・自営業者はビジネスローンを活用することが可能です。

銀行系の融資制度では不動産などの担保提供や第三者の連帯保証人といった保全策を求められますが、ビジネスローンはそうした手間はありません。

特にビジネスカードローンは最短即日で借りれるなど融資スピードもあり、少額の事業資金の需要が多い小規模事業者にとっては便利な調達方法です。

高額になる設備資金は、政府系金融機関の日本政策金融公庫など低金利の融資を利用して使い分ければ、金利負担も少なくなります。

高金利だからといってカードローンを嫌っていた事業者も、これをきっかけに活用してみましょう。

事業費、運転資金、設備投資・・・資金繰りで悩む経営者・事業主の方へ 経営者・個人事業主専用カードローン ビジネクスト