アイフルビジネスファイナンスの審査時間について徹底解説!!
アイフルビジネスファイナンスは大手消費者金融アイフル系列の消費者金融です。
アイフルとの大きな違いは事業者向けのローン商品やサービスを展開している点で、一般消費者の利用はできません。
しかし、法人代表者や個人事業主にとっては、最も手軽に資金調達ができるビジネスローンの利用ができます。
事業者が資金調達をする場合に気になるのは、融資であれば申込からどれくらいの期間で融資実行ができるのかという点です。
今回はアイフルビジネスファイナンスのビジネスローンについて審査時間を中心に徹底的に解説しましょう。
アイフルビジネスファイナンスの審査時間はどれくらい?
アイフルビジネスファイナンスの審査時間について、申込からの流れとともに解説します。
アイフルビジネスファイナンス事業者ローン申し込みの流れ
アイフルビジネスファイナンスの事業者ローンはビジネスローンとカードローンの2種類あります。
ビジネスローンは証書貸付方式で、カードローンはカード方式のローンとなります。
基本的な金利や融資限度などはほぼ同じですが、カードローンは一度カードが発行されると利用限度の範囲内で何度も借入ができます。
ビジネスローンは借入のたびに契約しなければいけないので、カードローンをおすすめします。
ビジネスローンもカードローンも申込はWEB申込となっていて基本的な流れは同じで以下の通りです。
- 申込フォームに必要事項を記入して送信
- 仮審査を行い、審査結果を通知
- 必要書類をメール、郵送、FAXで送付
- 本審査を行い、結果を通知
- 契約手続き後、融資実行
以上の流れを踏まえた上で申込から審査、融資実行までにかかる時間を推測してみましょう。
アイフルビジネスファイナンスでは最短即日融資も可能
最初に結論から言うとアイフルビジネスファイナンス事業者ローンでは最短で最短即日融資も可能ですが、長ければ1週間程度かかる場合があります。
どんな場合に審査が長くなるのかを検証してみましょう。
申込をすると仮審査が行われますが、ここでは申込内容のチェックや個人信用情報機関への情報照会がメインとなります。
申込条件に合致しなかったり、個人信用情報機関に事故情報が記録されたりといった場合は、仮審査の段階で審査が却下されます。
仮審査を通過して必要書類を送付するよう連絡があれば、書類上で問題がない限り審査は通過すると考えていいでしょう。
仮に審査を通過した場合、最も時間がかかるのはどの部分でしょうか?
申込フォームの送付には時間がかからないので、それ以降の以下の部分で時間がかかると思われます。
- 仮審査・本審査にかかる時間
- 書類送付にかかる時間
- 確認電話にかかる時間
仮審査に時間がかかる理由としては、個人信用情報機関にすぐに却下するほどではないけれども、ある程度マイナスの情報が記録されている場合や、決算が赤字などのケースが考えられます。
また、書類を送付してアイフルビジネスファイナンスに届く時間、さらに書類をチェックする時間もあります。
仮審査後に書類送付の案内の電話がありますが、ここで申込内容に関する確認をすることもあります。
すぐに電話に出られなかった場合、次の電話まで数時間かかることもあるので、ここでも時間を費やすことになります。
それでは最短で融資を受けるために、どのような点に気をつけたらいいのかを考えてみましょう。
審査を最短にする方法
まず簡単にできることは、申込をしたら勤務先で待機して確認電話にはすぐ対応する、また、書類送付は郵送以外の方法を選ぶということです。
特に書類を郵送すると都心部から離れているほど時間がかかるので、審査結果まで2日くらいは遅れが出ることになります。
書類は必ずFAXか電子メールで送信しましょう。
また書類のチェックに時間がかかることがあるので、書類が適切かどうか、不足しているものがないかどうかを送付前にきちんと確認しておきましょう。
赤字決算の場合はどうしても審査に時間がかかるので、最初から赤字の原因や一時的なものであることなどがわかるような書類も送付しておくことも必要です。
アイフルビジネスファイナンスの審査は基本的には一般的な消費者金融のカードローンと、銀行の事業融資との中間となります。
早ければ最短即日融資も可能ですが、1週間かかることも考慮して余裕を持って申し込みすることをおすすめします。
アイフルビジネスファイナンスの審査時間は早い?遅い?
アイフルビジネスファイナンスの審査時間を具体的に他の金融機関と比較した場合どれくらいの違いがあるでしょうか?
消費者金融の一般的なカードローンについてはほとんどが即日融資可能なので、事業性資金として利用できる融資と比較してみましょう。
ビジネスローンは基本的に審査に時間がかかる
同じ消費者金融ローンでも、一般消費者向けのローンとビジネスローンでは審査にかかる時間に違いがあります。
ビジネスローンはローン会社にとってはリスクが高い融資商品であることや、事業者としての審査項目があるので一般消費者の審査よりも時間がかかるのです。
その点を踏まえた上で金融機関の融資では審査にどれくらい時間がかかるのかを表で確認してみましょう。
金融機関名 | 申込から融資実行までの期間 |
---|---|
日本政策金融公庫 | 平均3週間 |
銀行融資 | ・支店長決裁:約2週間 ・本部決裁:約3週間 ・信用保証協会付き融資:約1ヶ月 |
上記以外にも地方自治体などの公的融資もありますが、日本政策金融公庫とほぼ同じと考えていいでしょう。
銀行融資の場合は申込金額によって決裁権限が違うので、高額な申込ほど時間がかかります。
信用保証協会付き融資の場合は、信用保証協会の審査時間もプラスされるので、さらに時間がかかります。
アイフルビジネスファイナンスは消費者金融としては遅いが事業融資としては速い
大手消費者金融のプロミスも自営社向けのカードローンを発行していますが、最短即日融資が可能で融資実行までに1週間かかるということはほとんどありません。
アイフルビジネスファイナンスが消費者金融としては融資実行の時間が遅くなるのは、プロミスと比べると店舗がほとんどなく自動契約機といったサービスもないからです。
さらに書類送付に関してもアップロードで送信するといったサービスもありません。
一方で公的資金や銀行融資と比較すると審査期間が短いのは、来店や面談の必要がないことや金融機関と比べて金利が高いためある程度のリスクを負った審査ができるからです。
資金調達機関に余裕があり、高額な融資が必要な場合は、低金利の金融機関融資をおすすめします。
しかしそれほど高額ではなく、融資スピードがある程度必要な融資は、消費者金融の中でも事業者専用のサービスを提供するアイフルビジネスファイナンスがおすすめです。
アイフルビジネスファイナンスの審査ポイントは3つ
次にアイフルビジネスファイナンス事業者ローンを通過するための審査ポイントを3つご紹介しましょう。
個人信用情報機関の情報
アイフルビジネスファイナンスの審査では個人事業者または法人代表者個人については、個人信用情報機関を参照して延滞や事故歴がないかをチェックします。
アイフルビジネスファイナンスが加盟している個人信用情報機関は、貸金業法で定められた指定信用情報機関としても登録しているCICとJICCがあります。
CICでは3ヶ月以上の延滞や自己破産などの情報は「異動情報」と呼ばれていて、移動情報が記録されている時点で審査は通過できません。
異動情報は契約終了から5年間保管されているので、申込をするのであればその期間が経過してからでないと審査は通過しないことになります。
不安がある場合は個人信用情報機関に情報開示を申請して登録内容を確認してから申込みましょう。
なお、JICCでは法人情報も提供しているので、法人としての利用も個人と同じようにチェックすることが可能です。
事業歴が長い
アイフルビジネスファイナンスの事業者ローンでは開業資金や創業資金の取扱をしていないので、設立したばかりの法人代表者や開業したての個人事業主は対象外です。
これを踏まえて業歴は最低でも1年以上が必要ですが、もちろん業歴は長いほど審査には有利になります。
この理由はもちろん長期間事業を計測しているということは、安定した事業経営を証明することになるからです。
決算内容が良好
アイフルビジネスファイナンスでは赤字決算でも審査を通過する可能性はありますが、もちろん黒字決算が続いているほど審査通過率は高くなります。
長い期間利益を確保しているということは、それだけ累積の黒字も大きくなるので返済能力が充分あると判断できます。
以上3つの審査ポイントをクリアできれば、審査に時間がかかることもないので最短即日融資の可能性も高くなるでしょう。
赤字決算でも諦めないで!
審査を確実に通過するためには黒字決算が重要ですが、赤字でも申込を諦める必要はありません。
アイフルビジネスファイナンスでは公式ページで明確に赤字でも申込が可能という記載があります。
といっても赤字でもすべてのケースで審査を通過するわけではありません。
審査を通過する可能性が高い赤字内容を検証してみましょう。
- 設立1~2年で黒字転換していない
- 一時的な要因で赤字となった
- 青色申告で赤字を繰り越している
アイフルビジネスファイナンスでは創業資金は取扱できませんが、設立1年以上でまだ黒字転換していないという場合は審査の対象になります。
しかし、その場合は事業計画書などで説得力のある黒字転換をアピールする必要があります。
また慢性的な売上不足で赤字になっているのではなく、一時的に減価償却費が大きくなったなどで次年度には解消することが明確な赤字であれば、その点を詳しく説明することで審査通過率は高くなるでしょう。
また、個人事業主の場合、青色申告であれば赤字を3年繰り越すことができます。
赤字であっても過去の赤字を繰り越しているだけであれば審査通過の可能性は高いでしょう。
いずれのケースでも赤字というだけで審査時間は長くなるのは間違いないので、赤字の状態で申込する場合は余裕を持って申込みましょう。
アイフルビジネスファイナンスの申込条件
アイフルビジネスファイナンスも申込条件は「法人または個人事業主(申込時年齢は満20歳~満69歳まで)」となっています。
そのためサラリーマンやパート・アルバイトなど給与所得者は申し込みできないので注意しましょう。
給与所得者がアイフルビジネスファイナンスの事業者ローンを利用するメリットもないので、サラリーマンは低金利の銀行カードローンを活用しましょう。
また、法人として申込む場合は法人代表者が連帯保証人となることが条件となります。
アイフルビジネスファイナンスでは開業資金は取り扱っていないので、少なくても業歴は1年以上で決算書や確定申告書が提出できる状態でなければ申込はできません。
年齢を含めて申込み条件をクリアしていることを確認した上で申込をしましょう。
まとめ
アイフルビジネスファイナンスは会社経営者や個人事業主にとっては、比較的手軽に事業資金を借りることができるサービスを提供しています。
また、アイフルビジネスファイナンスのメリットとしては、事業者ローンだけでなくファクタリングも提供しているので、売掛債権が多い場合にはファクタリングの相談も可能です。
無担保ローンだけでなくファクタリングや不動産担保ローンなど、資金使途に合わせた事業資金が相談できるという点でアイフルビジネスファイナンスはメリットが大きい消費者金融です。
まだ消費者金融のビジネスローンを利用したことがない事業者は、この機会にアイフルビジネスファイナンスを検討してみましょう。