ビジネスローンはいくらまで借りれる?限度額を徹底比較

ノンバンクのビジネスローンは銀行融資に比べて高金利ですが、融資スピードが速いため緊急の場合の事業融資として適しています。

 

しかし一方で銀行など金融機関の融資と比べるとビジネスローンの融資限度額は低いというデメリットもあります。

 

ノンバンクのビジネスローンは短期返済で少額利用に利用するのが、金利負担を最小限にする活用方法です。

 

それでも融資限度額が大きいほど事業資金調達方法として活用しやすくなるのも事実です。

 

今回は融資限度額についてノンバンクのビジネスローンを比較してみましょう。

 

 

ノンバンクビジネスローンのメリット・デメリット

ビジネスローンの比較をする前に、ビジネスローンのメリットやデメリットについておさらいをしておきましょう。

 

なお、これ以降ノンバンクのビジネスローンのことをビジネスローンと表記します。

 

ビジネスローンの審査基準

ビジネスローンのメリットのひとつには審査や融資スピードの速さが挙げられます。

 

銀行融資の申し込みから融資実行までの期間は、1週間~2週間、場合によってはもっとかかるのに比べて、ビジネスローンは数日で融資実行できるという違いがあります。

 

これには銀行融資とビジネスローンでは、審査方法が根本的に違うという理由があります。

 

銀行融資の審査、特にプロパー融資(保証会社なしの融資)では企業を「格付け」して、融資を実行するかどうかや適用する金利を決定します。

 

格付けには何段階かあり、融資実行可能な格付けに達していないと融資を受けることもできません。

 

格付けを上げるには長い取引期間や実績が必要となります。

 

プロパー融資での金利交渉と相場

 

一方でビジネスローンの審査は、審査項目を点数化する「スコアリング方式」で行なわれています。

 

ビジネスローンでは法人よりも、法人代表者や個人事業主が申込者となることが多くなります。

 

そのため法人の実績よりも個人の過去の利用実績が重要視される傾向があります。

 

個人の審査についてノンバンクはノウハウの蓄積量が多いので、それも審査スピードの速さにつながっています。

 

ビジネスローンの金利

ビジネスローンは高金利なので、明らかにそれがデメリットになります。

 

銀行のプロパー融資は格付けが高いほど低金利が適用されますが、ビジネスローンは初めての申し込みでは、ほぼ最高金利が適用されます。

 

出資法では10万円以上100万円未満は実質年率18%、100万円以上は15%が上限金利となります。

 

利息制限法と同じ上限金利なので、銀行も上限金利は同じになります。

 

しかし融資金利は、資金調達コストに回収リスクや利益がプラスされた結果で決定します。

 

銀行の資金調達方法は預金なので、調達コストとしては預金金利だけとなります。

 

ノンバンクが銀行借入によって資金調達するのに比べてコストの面ではかなり低くなります。

 

回収コストは貸倒れリスクを考慮したコストになりますが、銀行は格付けのランクによって回収コストを決めるので貸付先によって違いが生じます。

 

つまり格付けのランクが高いほど金利優遇となるのです。

 

ノンバンクでは銀行のような格付けのシステムがないので回収コストは一律になり、初めて申し込みする場合、ほぼ一律の適用金利になります。

 

ビジネスローンでは繰り返し借り入れることで利用実績を積み重ねて、金利を低くするというになります。

 

ビジネスローンの金利は高いのか

 

メリットとデメリットを考えたビジネスローンの使い方

ビジネスローンは審査スピードが速い、さらに無担保・連帯保証人なしという借入条件となるので、即日でも融資実行が可能となるケースもあります。

 

さらに高金利というデメリットを考えると、ビジネスローンは短期のつなぎ資金や緊急な資金調達に向いています。

 

高金利のデメリットは返済期間を短くすることで対応すれば、銀行融資と比べて高額融資にはならないので金利負担も軽くなります。

 

特に返済財源がはっきりしている場合につなぎ融資として利用すれば、ビジネスローンを効果的に利用できます。

 

なお、ビジネスローンはカード方式のビジネスカードローンもあるので、一度カード発行されるとATMでいつでも簡単に資金調達が可能になります。

 

銀行融資では個人事業者向け事業者融資はほとんどなく、法人向け融資が中心ですが、ノンバンクには個人事業者専用のビジネスローンも存在します。

 

個人事業者にとって、これはビジネスローンの大きなメリットになります。

 

 

ビジネスローン融資限度額の比較

ビジネスローンは銀行融資と比べると、融資限度額が少ないのでなるべく限度額の大きいビジネスローンを利用するとメリットが大きくなります。

 

それでは具体的におすすめのビジネスローンの融資限度額を比較してみましょう。

 

融資限度額の比較
ビジネスローン名称 融資限度額
オリックスVIPローンカードBUSINESS 500万円
オリコCREST for Biz 300万円
ビジネクスト 1,000万円
ビジネスパートナー 500万円
プロミス自営者カードローン 300万円

 

融資限度額には上記の表のように違いが見られますが、必ずしも融資限度額が大きければいいというわけでもありません。

 

資金使途に合わせて適切なカードローンを選ぶことが大切です。

 

個人事業主向けのビジネスローン

それほど高額な資金需要がない自営業者などの個人事業主は、個人事業主専用のビジネスカードローンが便利です。

 

融資限度額が低いことで審査を通過しやすいというメリットがあり、即日融資も可能になります。

 

オリコCREST for Biz

オリコはクレジットカードの発行もする信販会社です。

 

CREST for Bizは個人事業者専用のビジネスカードローンで、すでにオリコカードなどの利用で口座登録している場合は、スピード融資が可能です。

 

実質年率は6%~18%。融資限度額は300万円が限度ですが、小規模の自営者にとっては充分活用できる金額です。

 

プロミス自営者カードローン

消費者金融業者のプロミスも自営者向けカードローンを発行しており、信頼性も三井住友銀行グループなので安心して利用できます。

 

オリコよりもさらに融資スピードが速く、最短で申し込み当日の融資も可能な個人事業主専用ビジネスカードローンです。

 

実質年率6.3%~17.8%。オリコよりも最低金利は高くなりますが、最高金利がやや低いというメリットがあります。

 

300万円を超える融資限度額のビジネスローン

中小企業経営者などで、300万円の融資限度額では不足という場合は、以下のビジネスローンがおすすめです。

 

オリックスVIPローンカードBUSINESS

オリックスグループのオリックス・クレジットが発行する「VIPローンカードBUSINESS」は安心して利用できるビジネスカードローンです。

 

申し込みは業歴1年以上の個人事業主と法人代表者となります。

 

実質年利率6.0%~17.8%。融資限度額は500万円までと、個人事業主専用ビジネスローンよりも余裕がある金額となっています。

 

会員サービスとして宿泊費やゴルフ料金、レンタカー費用の優待サービスがあるのもメリットです。

 

ビジネスパートナー・スモールビジネスローン

ビジネスパートナーは事業者向け融資がメインの貸金業者です。

 

法人または個人事業主が対象のビジネスローンは、中小企業者向けの事業性融資商品です。

 

全国のセブン銀行で借入や返済ができる専用カードを発行しているため、実質的にはカードローンとなります。

 

実質年率9.98% ~ 18.00%。融資限度額500万円。

 

ビジネクスト

ビジネクストは消費者金融会社のアイフルグループに属している事業性資金を対象とした消費者金融会社です。

ビジネスローン(証書貸付型)とカードローンがありますが、借入金利・融資限度額ともに同じです。

 

実質年率は利用限度額によって違いがあります。

 

・8.0%~15%(利用限度額100万円以上)
・13.0%~18%(利用限度額100万円未満)

 

今回ご紹介したビジネスローンでは最大の融資限度額1,000万円という点がメリットです。

 

最大1,000万円の融資額ビジネクストの詳細

 

ビジネスローンの注意点

ビジネスローンの注意点としては、やはり金利負担に注意するということです。

 

個人向け融資の中には無利息期間30日といったサービスがありますが、ビジネスローンにはそうしたサービスはありません。

 

そのため金利負担を少なくするためには、なるべく低金利のビジネスローンを短期で利用することが必要です。

 

しかし、ビジネスローンではそれほど大きな金利差はないので、短期の返済を心がけるということが重要になります。

 

また、ビジネスローンは複数利用せずに、ひとつのビジネスローンを長く使って実績を作るということも大切です。

 

良好な実績が長く続くほど、最低金利に近づけることができます。

 

複数のビジネスローンを利用すると返済金額も大きくなり、金利引下げの可能性も少なくなります。

 

返済方式もリボ払いはなるべく利用せず、利用したとしても必ず途中で一括返済をすることが、金利負担を少なくする方法のひとつです。

 

まとめ

低金利の融資には日本政策金融公庫等の公的融資がありますが、融資実行までに時間がかかるデメリットがあります。

 

低金利融資は事業拡大時の設備資金などで利用しましょう。

 

ビジネスローンは金利負担に気をつける必要がありますが、緊急の資金調達に向いています。

 

このように資金使途に合わせて事業資金を調達するということが重要です。

 

特定の資金調達方法に頼らずビジネスローンも活用してみましょう。